人は脳でイク②エロい話をした後にセックスをするとイキやすくなります。

つまり、人は脳でイキます。


脳が

 

「エロいこと好き!」

「気持ちいいの大好き!」

 

と言う風に開いていることによって、物理的な刺激やテクニックを味わうことができます。

 

つまり「〇〇セックスができる」「潮を吹かせることができる」と言うテクニックを持っている相手だとイケるわけではない、と言うこと。

 

そうでなくて

「気持ちよくなっていいんだよ」

「エロいことが好きな自分を出していいんだよ」

 

といった、脳を「エロいモード」にさせてくれる相手の方が、セックスをした時、オーガズムを迎えやすいはずです。

 

 

 

ではなぜ「テクニック」=「オーガズム」と言う、間違った認識が蔓延しているのか?

それは「昔ながら共同体」が崩壊し「AV」で性を学ぶようになったからです。

 

「昔ながら共同体」。

それはつまり、村や地元の青年団と言った土地に密着した共同体のことです。

そこには筆下ろしなどの文化があり、未熟な男性女性に対して、実践を通して性教育を施すカルチャーが日本にありました。
赤線(昔の風俗)に後輩を筆下ろしに連れて行くと言う文化もそれに当たります。

 

しかし、「昔ながら共同体」が崩壊した現代。
学校ではセックスについて何も教えないので、多くの人は「AV」を教材に性を学んでいます。

 

そして「AV」は売り物であり、フィクションです。
オナニーしやすいように作られていますが、実際のセックスとはかけ離れています。


しかし「AVはフィクションだよ」と教えてくれる人がいないために、「AV=本当のセックス」と言う間違った知識を持ってしまうわけです。

 

AVでは心の繋がりやムードを描いた作品が少ない。

なぜなら、手っ取り早くオナニーできないので、人気がないからです。

 

結果、物理的な刺激の「テクニック」が重要と言う風潮になります。
しかし、前述のように「オーガズム」を感じるのに、重要なのは「テクニック」ではありません。


重要なのは「脳」です。


「エロいの大好き!」「気持ちいいの大好き!」と言うモードに「脳」がなれるかどうかが重要です。
そういうモードになって、自分をさらけ出せる相手を選ぶことが重要になります。

 

 

ではどうやって、自分をさらけ出せる相手を選ぶことができるのか?

 

これは簡単で、体の関係になる前に「エロい話」をしておく、と言うことです。
そのような話を通して、セックスに関する正しい知識があるのかどうかがある程度確認できます。

そこで「潮吹きがどう…」とか言い始める男は相手にしなくていいでしょう。

 

またそのように話すことで、相手に対して脳がオープンになります。

エロいモードになりやすくなるのです。

 

つまり、エロい話をした後にセックスをするとイキやすくなります。

相手に対して「気持ちいいのが好き」と言う姿勢を見せているので、実際に気持ちよくなる時に抵抗が少ない。

つまりより「オーガズム」に達しやすくなります。


「そんな話恥ずかしくてできない…」と言う方もいらっしゃるでしょう。
しかしエロ話もできないような異性と気持ちいいセックスができるでしょうか?
話もできないのに、セックスを通じて自分の本音を表現することは難しいでしょう。

 

なので、気持ちいいセックスをするためには、エロい話ができるか確認してからパートナーになりましょう。

 

人は脳でイク①

人は脳でイク①

 

イクってどんな感覚なのか味わってみたい…

 

そんな風に内心思っている人は実は結構います。

 

日本でコンドーム等を扱う「ジェクス」が調査した、

【ジェクス】ジャパン・セックスサーベイ2017

http://www.glamourousbutterfly.jp/lovekatsu/gallery/2017/sexsurvey/pdf/sexsurvey2017.pdf

 をみてください。

 

「セックスの際の悩み」についての質問があります。

 

その中で「オーガズムに達することができない」と答えた人が

 

20代の女性に置いて35.9%

女性全体でも22.5%

 

一方、同じ悩みを持つ男性は20代で4.2%、全体で4.5%です。

 

つまり男女では、圧倒的に女性の方が、「オーガズム」を未経験なわけです。

 

 

では「イク」のに重要なこととはなんなのでしょうか?

 

 

実は、人は脳でイキます。

 

決して「ゴールドフィンガー」や「ポルチオセックス」などの何か名称がつけられた特別なテクニックで絶頂するわけではありません。

 

 


これは例を出してみればわかります。


例えば両親や親戚が見ている前で、神業と呼ばれるテクニックを持つ異性にエッチなことをされたところを想像してみてください。
「いや、家族が見ているのでそういう気分になれません…」で終わりでしょう。

 

しかし、自分が思いを寄せている異性とホテルに行く、相手の家に泊まりに行く、となったとき、それだけで興奮してきますよね。
別にどこか触れられているわけでも、物理的な刺激があるわけでもない。
しかし、濡れてきたりする経験がある人もいるでしょう。

 


つまり、

 

実際の「物理的な刺激」よりも「脳が興奮するような情報」の方が、エロい気分になるためには重要

 

なわけです。

 


実際に以下のような例もあります。

 

 

(女性の絶頂ブログ「ベッドを叩いた音と振動で感じて中イキ おから」より)

 

これは、催眠術をかけられた女性が、ベッドを叩く音によってオーガズに達する動画です。


「催眠術なんて、本当にあるの…?」

と思われる方もいるかもしれません。


催眠術について話すと、めちゃくちゃ長くなるので割愛しますが、催眠術は全然特別なものではなく、日常的に私たちは催眠状態になっています。

 

 

例えば一人エッチのときなんかも、ある種の催眠にかかっています。

自分の指を他人のものであるかのように妄想して、気持ちよくなったりしますよね。

でも、普通に考えたら、自分の指は自分のものであり、他人のものではないはず。

だけど、そう言う「普通」と違う感覚に没頭することで、気持ちよくなってるわけです。
そう言う「普通」と違う状態のことを「変性意識状態」と言います。

 

そしてこの「変性意識状態」になると、人間はいろんなものを記憶しやすくなります。


なので、「オーガズム」と言う脳の状態と「ベッドを叩く音」と言う刺激でも、それらをつなげて記憶してしまいます。
すると簡単に「ベッドを叩く音」によって「オーガズム」に達するわけです。

 

 

これひとつとっても、どこにも「物理的な刺激」のテクニックは登場しません。


いくらテクニックを持っていようが、パートナーが気持ちよくなることに心を許していないと、「オーガズム」には達しません。

 

 

野外プレイなんかもそのいい例でしょう。
あれは「普段は絶対エロいことをしない場所で、エロいことをする」から気持ちよくなります。


そうすることで

「エッチなことしてはいけない」
「よがりたいけど、女の子だからそんなことしちゃいけない」

などの固定概念を外すことができるわけです。

 

いわば、気持ちよくなりたいと言う本音に社会の常識で蓋をしている。
その蓋を反社会的なシチュエーションによって取っ払うわけです。


すると「気持ちよくなりたい」と言う本音に素直になれます。
なので野外プレイは室内でするセックスより、エロくて気持ちがいい、と言うことです。

 

これも「野外にいったから風が吹いていて、その刺激が気持ちいい」とか言う、物理的なことではないわけです。
脳の中で、本能や本音に蓋をしている部分を取り除く。
そうすることで、気持ちよくなるわけです。

 

その②に続く。